沿革

日本美容外科学会 沿革

事務局 〒143-0023 東京都大田区山王3-37-13
設立年月日 昭和41年2月
会員数 1248名(2022年3月1日現在)
機関誌 日本美容外科学会(57巻)
学会開催数 109回(2021年3月現在)

美容外科の略史(年次表)

昭和20年まで

美容外科は主として容姿、外見の改善、美化を目的とする外科の一分野であるが日本では専門の学会もなく、従って大学の講座も開設されませんでした。美容外科は、主として民間病院の医師により、夫々個別的に医療技術の研究・開発が行われました。
大正から昭和初期にかけて欧州のゲルスニー・ヨセフ氏らの美容外科の医療技術が日本に紹介され、日本の民間病院の医師の先覚者達の間で研究されました。その主なる医師は、眼科 (二重眼瞼術)の内田孝蔵 (丸ビル眼科)、耳鼻科 (隆鼻術)の林熊雄、高橋健三、外科の梅澤文雄 (外科、眼科、耳鼻科、皮膚科の十仁病院)等の諸氏であります。

昭和20年代~40年代

昭和23年10月 稲田竜吉 (東大教授)、阿部勝馬 (慶応大学)、桧垣鱗三 (東京医科歯科大)、中村敏郎 (東京女子医大)、広田敏夫 (日大医学部)、西田正秋 (東京芸大)諸氏の賛同を得て『日本美容医学研究会』の設立を企画し、同年12月 財団法人 日本美容医学研究会を設立した。
昭和24年5月 文部省より財団法人を認可される。初代理事長に桧垣鱗三氏就任。
昭和31年1月 米国の美容整形の権威 (Director of the Depaprment of Plastic and Reconstructive Surgery) M. I. Berson博士が来日した。
日本医師会館で同博士の持参の映画供覧会を行う。
武見医師副会長と三木威勇治先生 (東大)の依頼で日本橋三越ホールで美容整形講演会を開催した。主催 財団法人 日本美容医学研究会・協賛日本医師会。
昭和37年5月 財団法人 日本美容医学研究会の機関誌『美容の医学』を創刊する。
昭和41年2月 財団法人設立以来、美容医学を志す各地病院医師の研究も活となり、美容整形を一緒に研究開発しようと言う気運が 高まって、日本美容整形学会を設立した。主なる発起人は 山崎清 (鶴見)、白壁武弥 (大阪)、板倉清 (東京)、園山昇 (東京)、伊藤敏郎 (大阪)、菅沼定明 (東京)、梅澤文雄 (東京)の各氏で会長に梅澤文雄氏が就任した。
昭和42年4月 第一回日本美容整形学会を開催、各地の会員の臨床研究発表が行われた。以来、毎年春秋2回の学会を開催して、会員の臨床研究の発表等が行われた。研究発表は、その都度、機関誌に発表された。戦後の十仁病院は、日本で唯一最大の美容整形の総合・専門病院とされていたので、欧米、ソ連、東南アジア等 諸外国の専門医が多数来訪し、国際交流が活発に行われた。
昭和42年4月 財団法人 日本美容医学研究会の桧垣理事長が逝去され、その後任に梅澤文雄氏が2代目会長に就任した。

昭和50年代

昭和52年6月 当学会より、『美容整形科』の診療科名の制定を厚生省自民党に要望した。 (資料-診療科名新設に関する要望書、趣意賛同の署名録、陳情書、日本美容整形学会関係書類、会則、会員名簿等)
昭和53年3月 日本医師会、日本医学会、厚生省の了承を得て自民党は議員立法として採用し国会へ法案を提出したが、整形外科、形成外科より一般標榜科目に加えることに反対運動著明、上記法案は継続審議となる。
昭和53年6月 日本医師会々長武見太郎氏より、『美容整形』を『美容外科』の標榜科目にするよう要請あり、美容外科の標榜で同意した。日本美容整形学会を『日本美容外科学会』と改称した。 
昭和53年10月 臨時国会で『美容外科』の診療科名が制定された。
昭和53年11月 第24回日本美容外科学会を開催、武見日本医師会長も列席され各地会員の臨床研究の結果発表が行われた。
昭和54年5月 第24回日本美容外科学会を開催、武見日本医師会長も列席され各地会員の臨床研究の結果発表が行われた。
昭和54年10月 第26回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール)、フランス・イタリー美容外科学会代表者、タイ・フィリピン・インドネシア・香港等の海外会員の出席があり、席上、武見日本医師会長、熊谷日本医学会長、安田日本皮膚科学会名誉会頭の列席のもとに『美容外科』制定記念論文入賞受賞式が行われた。
昭和55年5月 第27回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール)フランス美容外科学会長ジャック・フエーブル氏の特別講演の外、インドネシア等海外会員多数が出席した。
昭和55年10月 第28回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール)
昭和56年5月 第1回国際美容外科学会 (第29回日本美容外科学会と共催)は5月9・10・11日、東京・帝国ホテルにおいて参加18ケ国、168名の参加を得て開催された。
国際美容外科学会設立総会が5月10日午後1時10分より、帝国ホテル・桜の間において開催され、国際美容外科学会の設立及び国際美容外科学会初代会長梅澤文雄日本美容外科学会長が就任した。
昭和56年8月 国際美容外科学会機関誌第1巻第1号を発刊
昭和56年10月 第30回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール)板倉副会長より、当学会が財団法人日本美容医学研究会の所属団体であるため今後、学会の肩書きに同研究会の名称を使用する旨が述べられた。次いで学術大会に移り12題の演題発表が行われた。
昭和57年5月 第31回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール)
昭和57年10月 第32回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール)
昭和58年5月 第33回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール)
昭和58年10月 第34回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール)韓国・台湾の会員の外、中国医師団3名が日本医師会の要請により、特別参加した。
昭和59年5月 第35回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール英国・バスラー医師の特別講演の外、内外会員100名が出席した。
昭和59年6月 財団法人 日本美容医学研究会理事長に梅澤文彦氏が就任した。
昭和59年10月 第36回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール)新入会員多数が出席した。

昭和60年代

昭和60年5月 第2回国際美容外科学会 (第37回日本美容外科学会)はフランス美容外科アカデミー及びフランス美容外科学会との共催により、5月26日~28日の三日間・東京・帝国ホテルにて、海外からの参加19ヶ国200名の出席を得て開催された。
同学会の実行委員会が5月25日午後6時30分~7時50分・帝国ホテル桐の間で開催され、梅澤文雄氏が同学会の終生会長に選任された。
昭和60年11月 第38回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール)東南アジアからの参加者を含め多数の会員が出席した。幹事会の承認を受け、会長・梅澤文雄氏の後任に梅澤文彦氏が就任した。
昭和61年6月 第39回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホー ル)アメリカ美容外科学会専門医部会々長Richard・B・Aronsohn博士の特別公演が行われ、国内及び東南アジアからの会員・新入会員が多数参加した。
昭和61年10月 第40回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール)アメリカ美容外科次期会長L・D・Shoenrock博士の特別公演の他、海外から多数の参加者を得て、国内からも新旧会員80名が出席した。
昭和62年5月 第41回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール)午前中のシンポジウムでの検討をはじめ、アメリカ・テキサス保健科学大学教授R・W・H Kridel医学博士の特別公演の他。多数の演題発表が行われ、又、出席者も内外会員100名を超え、終日、活発な討論が展開された。
昭和62年6月 日本美容外科学会専門医制度発足 審議委員長 稲葉益己 審議委員 赤松隆 石井秀忠 板倉清 高須克弥 辻昇 中村謙仁 西村俊身 畑中信勝 村越節夫 森川昭彦 安見正志の各氏を選任。
昭和62年11月 第42回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール)今回は更に分科会・シンポジウム学術会を含め盛大かつ内容豊富な討論が時間を大幅に延長して行われた。
昭和63年5月 第43回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール)終日、活発な討論に加えて、今回はこの後、ノルウェー・オスロで開催のInternational Society of Cosmetic Surgery との共催による第1回国際学会に本学会から、梅澤会長はじめ会員諸氏数名が参加予定のため、当日のプログラムによる会員相互の意見の交換も行われた。
当財団の理事として長年ご活躍された西田正秋氏が肝不全の為ご逝去された。
昭和63年10月 第43回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール、内容豊富な演題に加えて、演題数も多数の発表があり、時間をフルに活用し、活発な討論が展開された。また、参加者も過去の学会の記録を上回り100名に達した。

平成元年~平成5年

平成元年2月 本学会にとって昭和49年10月に大阪で開催した第16回日本美容整形学会以来15年目にあたり、また記念すべき新元号のもとに、名古屋・高須病院において第45回日本美容外科学会『名古屋・地方学術懇話会』を開催した。テーマは『外来で出来る脂肪吸引』についての一般討論のみであったが、本学会同様充実した研究・討論が行われ、さらに参加者も40名の申込に対し39名が出席・盛回裡に終了した。
平成元年5月 第46回日本美容外科学会を開催 (東京・港・新橋航空会館ホール)午前10時30分からのシンポジウムに始まり、今回は特に皮膚外科の権威・虎ノ門病院皮膚科部長・大原国章博士による『美容外科で行ってはいけない皮膚亜性疾患について』の特別講演に加え、一般演題も20第以上の申込を17題に制限し、18時40分迄の長時間にわたり、活発な討論が展開された。又、参加者も内外・新旧会員120名が出席した。
平成元年10月 第47回日本美容外科学会を開催 (東京・千代田・内幸・プレスセンターホール)昭和54年の第25回学会以来、第46回迄 (昭和56年・60年の国際学会を除いて)使用していた航空会館を変更し、より学術的環境の中でたすうの参加者により真剣な討論が展開された。
平成2年2月 地方学術懇話会としては第2回目の『第48回日本美容外科学会・福岡地区学術懇話会』を西鉄グランドホテルで開催した。『目・鼻・顔の輪郭整形の諸問題』をテーマとし、学術的且豊富な臨床成果の発表が行われた
平成2年6月 当財団の『評議員会・理事会』の承認を得て、新たに理事阿部令彦・川添太郎の両氏と評議員渡辺慶一氏が選任された。
幹事会にて出羽誠司氏の死亡報告と全役員の重任を可決した。
第49回日本美容外科学会総会ならびに学術集会が日本プレスセンターホール (東京・千代田・内幸町)にて開催。特に今回は幹事会の決定のもとに、年一回の総会を併せて開催することとし、その第1回・総会が行われた。又、特別講演は防衛医大・福島和昭教授の『美容外科外来における局所・静脈麻酔管理のポイント』の他シンポジウム並びに一般演題11題の講演が行われ、内外多数の会員による真剣な質疑応答が展開された。
平成2年9月 第50回日本美容外科学会・東京地方学術懇話会を東京新宿・日清食品ビル・フーディアムホールで開催。『腋臭症・局所多汗症の治療』をテーマに貴重な臨床成果の発表が行われた。
平成2年12月 第51回日本美容外科学会を日本プレスセンターホールにて開催。本年、最後の学会にふさわしく午前10時からのシンポジウム並びに一般演題13題の臨床研究発表が美容外科に関する総合的見地に立って、参加者多数により、活発な意見交換が行われた。
平成3年2月 第52回日本美容外科学会・大阪地方学術懇話会を大阪ロイヤルホテル・竹の間にて『女性器官の美容外科』をテーマとして開催。全国各地から会員多数の参加を得て内容豊富な研究発表が行われた。
平成3年5月 第53回日本美容外科学会総会並びに学術集会を日本プレスセンターホールで開催。午前中のシンポジウムに続き午後1時より総会を開催・平成2年度の事業報告平成3年度事業計画報告が行われたのち、学術集会が行われ特別講演として、慶応義塾大学医学部外科学教室の上田政和・内海俊明先生により、『脂肪細胞と女性ホルモンの代謝をめぐる最近の話題』に関して『脂肪細胞とホルモン』・『組織内におけるエストロゲン代謝』の講演のほか一般演題16題の臨床研究発表があり、終日白熱した学術論が行われた。
学会幹事会の決定により、平成4年10月・東京において『The 4th International Congress of Aesthetic Surgery』の開催を決定した。
当財団の評議員会の議決により、畑中信勝・渡邊謹一両氏が、故 板倉清氏の後任理事に就任した。
平成3年8月 第50回日本美容外科学会・東京地方学術懇話会を第一ホテル東京ベイ (舞浜)にて開催。テーマ『脂肪吸引及び脂肪移植の臨床応用』に関する身体各部についての貴重な臨床研究発表が行われた。また今回は特に社団法人日本美容医療協会に関する報告も併せて行われた。
懇話会に先立ち、開催された幹事会において平成4年10月・東京で開催予定の『The 4th International Congress of Aesthetic Surgery』は諸般の事情により、中止することを決議した。
平成3年11月 第55回日本美容外科学会を航空会館7Fホールにて開催午前10時からのシンポジウムは『肥満治療の現状と展望』をテーマとして内科・外科・美容外科の立場から、それぞれ講師に東海大学医学部 片岡邦三先生、慶応義塾大学医学部 吉野肇一先生、並びに十仁病院 斎藤淳先生の講演並びに多角的な一般討論が行われた他美容外科医療の進歩・発展を目的とした一般演題15題の講演・討論が行われた。
平成4年2 第56回日本美容外科学会・東京地方学会を東京・新宿・日清食品ビル・フーディアムホールで開催・特別講演を日本医用レーザー研究所 大城俊夫先生の『レーザーと美容外科-遠隔成績から見た適応と限界』並びにレーザー関連の美容外科・皮膚科治療に関する一般演題4題が内外会員60名の出席のもとに貴重な臨床研究発表が行われた。
平成4年5月 第57回日本美容外科学会年次総会を『パシフィコ・横浜』にて開催・Gerald W Johnson博士 (U.S.A)の乳房形成術-視鏡アプロ-チによる生食水注入法及び自己脂肪注入法についてーの特別講演及び乳房の整容に関する演題その他を含め13題の発表につき、100名を越える新旧・内外会員の参加のもと、終日活発な学術討論が展開された。又、同時に開催した総会において平成3年度事業報告・平成4年度の事業計画案についての報告及び提案を全会一致で承認した。
平成4年8月 第58回日本美容外科学会・仙台地方学会を開催地としては初めて関東以北で開催。午前10時から正午迄の一般演題並びに午後1時から午後3時10分の『目と鼻』に関するテーマに対する貴重な臨床結果の発表と討論が行われた。
平成4年10月 第58回日本美容外科学会・地方会 (東京)を日本都市センターにて開催。永井裕教授 (東京医科歯科大学・難治疾患研究所)のコラーゲン:その分布と機能に関する特別講演の他、一般演題13題について終日、白熱した質疑応答がおこなわれた。
平成4年11月 我国の美容外科の発展に多大のご尽力を賜った東京大学名誉教授・元日本医学会会長並びに本学会の名誉会長 熊谷洋先生が心不全のためご逝去された。
平成5年2月 第60回日本美容外科学会・福岡地方会を西鉄グランドホテル (真珠の間)で開催。美容外科から見た皮膚の異常をメインテーマとして、佐賀大学皮膚科教授 幸田洋先生の特別講演並びに関連演題に関する研究成果の発表が行われた。
平成5年5月 第61回日本美容外科学会年次総会を東京・銀座・シグナスホールで開催。午前中の美容外科とインフォームドコンセントについてのパネルディスカッションを始め、教育講演・前順天堂大学教授 丹下一郎先生の顔面奇形と美容外科、特別講演・稲葉クリニック院長 稲葉益己先生の皮膚・毛髪と美容外科の貴重な講演討論並びに一般演題について臨床発表が行われた。
平成5年8月 第62回日本美容外科学会を東京・日清フーディアムホールにて開催。フェイスリフトに関する演題をメインテーマとして、一般演題を含めて10題の講演が行われ、全国から多数の会員参加により貴重な臨床成果をもとに活発な意見交換が行われた。
平成5年11月 第63回日本美容外科学会・例会 (本会より呼称)を東京新宿・フーディアムホールで開催。主題の『瘢痕』に関する研究事項の他、美容外科に於ける一般的考察の症例発表と討論が行われた。更に学会終了後の懇親会においても学術会の時間延長の様相で各テーブルごとに個別的な討論が続けられた。

平成6年~平成10年

平成6年5月 第64回日本美容外科学会年次総会を東京・新橋・航空会館にて開催。特別講演を東京医科歯科大学 産婦人科教室 小山嵩夫助教授の『女性の老化症候に対するホルモン補充療法のMerit & Demerit』。-特にその美容外科及び一般演題を含め、第一部から第三部にわたり16題の講演が国内外会員100名の出席を得て、広範かつ貴重な臨床例をもとに真摯な質疑応答が行われた。また同時開催の総会では平成5年度事業報告書並びに平成6年度事業計画書に基づき理事長の主旨説明の後全会一致で承認可決された。
平成6年7月 財団法人 日本美容医学研究会並びに日本美容外科学会の創立により、役員として長年にわたり貢献された小泉次郎氏が老衰のため、逝去された。
平成6年8月 第65回日本美容外科学会・例会は、高瀬晴夫学術会長により、東京・新宿・日清フーディアムホールにて開催。特別講演・岡本重禮 (聖路加国際病院顧問)の『泌尿器にハイテク医療とQOLの向上-特にインポテンツの手術療法について』及び同関連演題5題の他一般演題7題について、50余名の会員参加のもと、美容外科医学全般にわたる臨床例の発表が行われた。なお、理事長により、事務連絡事項として今後の学会活動方針案等の説明並びに報告が行われた。
平成6年11月 第66回日本美容外科学会例会は、稲葉益巳学術会長により、東京・新宿・日清フーディアムホールにて開催。「脱毛、植毛」について講演会を開催した。
平成7年5月 第67回日本美容外科学会・年次総会を開催特別講演に富山医科大学 諸橋教授を迎え「美容外科と漢方」の講演を行い、新分野への発展を試みた。
平成7年6月 平成7年度学会理事会において平成8年開催予定の第70回日本美容外科学会・年次総会を第70回記念大会とすることを決定した。それにともない実行委員会を設置した。
平成7年8月 第68回日本美容外科学会・例会は、周哲男学術会長により、東京・新宿・日清フーディアムホールにて開催。「ライポサクション」をテーマにし会長講演他シンポジウム等開催した。
平成7年9月 日本美容外科学会・第70回記念大会の第1回実行委員会が開催され学術集会形式、記念式典形式について審議し大網を決定した。
平成7年11月 第69回日本美容外科学会・例会は高須克弥学術会長により、東京・新宿・日清フーディアムホールにて開催。「美容外科とエージング」をテーマに種々の方面から若返りテクニックについての講演、シンポジウムを行った。
平成8年5月 第70回記念大会日本美容外科学会・年次総会を東京・池袋・サンシャイン文化会館にて開催。昭和42年に第1回学会を開催してより70回を迎え美容を目的とした、その範囲は頭から足の先まで、また皮膚から筋肉までと多岐にわたる現状から改めて過去を振り返り、美容外科の特殊性や技術を広く理解して戴くべく、開かれた学会を目指して記念大会の特別企画として国際美容外科学会のジョルショ・フィッシャー会長の海外特別講演「鼻整形手術について」及び鶴見大学教授 瀬戸完一先生の「口腔外科における変形症治療の考え方」特別講演の他パネルディスカッション、シンポジュウム3題その他一般演題28題について東南アジア (中国・韓国・タイ・フィリピン)他内外の会員参加のもと活発な学術討論が展開された。学術討論終了後第70回学会の記念式典が多数の来賓出席のもと盛大に行われた。
平成8年12月 第71回日本美容外科学会・例会を東京・新宿・日清フーディアムホールで森川昭彦学術会長により開催。テーマに「インプラントにより美容整形」埼玉医科大学総合医療センター形成外科 原科孝雄教授による特別講演「性転換症-診断と治療」その他会長講演等が行われた。
平成9年5月 第72回日本美容外科学会・年次総会並びに学術集会を東京・有明・東京ビックサイトで稲葉益己学術会長により開催。特別講演として、南雲クリニック院長 南雲吉則先生「我が国に於ける内視鏡的美容外科」その他シンポジュウム「脂肪吸引について」、教育講演「脂肪移植の基礎と臨床」、会長講演「日本において始まった単一植毛と、その後の変還」など学術的かつ豊富な臨床成果の発表が行われた。
平成9年11月 第73回日本美容外科学会・例会を東京・新宿・日清フーディアムホールで保志名勝学術会長により開催。テーマに「顔面の美容外科」。元東京女子医科大学教授 平山峻先生の特別講演「あざと私のレーザー治療法」、教育講演は松原眼科クリニック米国眼科アカデミー会員松原正裕先生の「レーザーによる近視矯正法の動向」。鼻の美容外科についてのシンポジュウム。会長講演その他一般演題の講演が多数会員出席のもとに長時間にわたり行われた。
平成10年5月 第74回日本美容外科学会・年次総会並びに学術集会を東京・有明・東京ビックサイトで周哲男学術会長により開催。特別講演として、フランス美容外科学会名誉会長ピエール フルニエ先生「脂肪吸引と美容外科」、国際超音波外科学会名誉会長ミッシェル ゾッチ先生の「超音波による脂肪吸引」、シンポジュウム、パネルディスカッションなど2日間に渡り学術的かつ豊富な臨床成果の発表が行われた。
学術討論終了後、財団法人 日本美容医学研究会創立50周年の記念式典が多数の来賓出席のもと盛大に行われた。
平成10年11月 第75回日本美容外科学会・例会を東京・新宿・日清フーディアムホールで高瀬晴夫学術会長により開催。テーマに「鼻の美容外科」。教育講演は曙橋クリニック石田知良先生の「日本人における種々の鼻形成術に関する私見」。パネルディスカッション「脂肪吸引 (合併症及びその対策と予防)」。会長講演、その他一般演題の講演が多数会員出席のもとに長時間にわたり行われた。

平成11年~平成24年

平成11年5月 第76回日本美容外科学会・年次総会並びに学術集会を神奈川・横浜・パシフィコ横浜で森川昭彦会長により開催。特別講演として、ヨーロッパ美容外科学会会長アンソニー エリアン先生の「ヨーロッパの美容外科の現状」、フランス美容外科学会名誉会長ピエール フルニエ先生の「肥満症例における大量脂肪吸引の臨床応用」「美容外科医は美と老化について何を知るべきか」、シンポジュウム、パネルディスカッションなど2日間に渡り学術的かつ豊富な臨床成果の発表が行われた。
平成11年11月 第77回日本美容外科学会・例会を東京・新宿・パークハイアット東京で山子 大助会長により開催。テーマに「医療ピーリングと医療レーザー脱毛」。特別講演は東京スキンクリニック 岡部夕里先生の「医療ピーリングのホントとウソ」、ハーバード大学 リチャード・ロックス・アンダーソン先生の「一時的除毛と永久脱毛:正確な定義と解説」、ケアリースキンセンター ロバート・クラーク先生「ハイ・エネルギー・コンタクト・クーリング・ダイオード・レーザーを用いた除毛の臨床経験:治療パラメータの選択」、会長講演「美容医療経営の戦略」、その他一般演題の講演が多数会員出席のもとに長時間にわたり行われた。
平成12年4月 第3回国際美容外科学会 (第78回日本美容外科学会・第2回日本脂肪吸引学会と共催)を東京・ホテルニューオータニで高須克弥会長により開催。ヨーロッパ美容外科学会会長 アンソニー エリアン先生の「若返り手術の新しい潮流」、フランス美容外科学会名誉会長 ピエール・フルニエ先生の「大量脂肪吸引」、シンポジュウム、パネルディスカッションなど2日間に渡り学術的かつ豊富な臨床成果の発表が行われた。
平成12年11月 第79回日本美容外科学会・例会を東京・有楽町・東京国際フォーラムで吉澤伸二会長により開催。テーマに「美容外科のサイドアングル」。教育講演は東京医科歯科大学医学部長 佐藤達夫先生の「陰茎の解剖」、東邦大学名誉教授 黒須吉夫先生の「麻酔事故と緊急時の気道対策について」。特別講演は東京メモリアルクリニック 平山峻先生。コロキウム「小児の包茎」。会長講演、その他一般演題の講演が多数会員出席のもとに長時間にわたり行われた。
平成13年6月 中国・大連にて第80回日本美容外科学会、第1回日中美容外科学会を同時開催。2日間に渡り学術的かつ豊富な臨床成果の発表が行われた。
平成14年5月 横浜にて第82回日本美容外科学会、第2回日中美容外科学会、第1回日韓美容外科学会を同時開催
平成15年11月 中国・上海にて日本、中国、韓国、ベトナムなどと第84回日本美容外科学会、第1回東方美容外科学会を同時開催。2日間に渡り学術的かつ豊富な臨床成果の発表が行われた。
平成16年6月 韓国・ソウルにて第86回日本美容外科学会、第2回東方美容外科学会を同時開催。2日間に渡り学術的かつ豊富な臨床成果の発表が行われた。
平成17年11月 東京にて第4回国際美容外科学科、第89回日本美容外科学会、第3回東方美容外科学会を同時開催。
平成18年9月 中国・重慶にて第91回日本美容外科学会、第4回東方美容外科学会を同時開催。
平成19年10月 韓国・ソウルにて第93回日本美容外科学会、第5回東方美容外科学会を同時開催。
平成20年11月 東京・ホテルニューオータニにて第5回国際美容外科学会、第95回日本美容外科学会、第6回東方美容外科学会を同時開催。
平成21年4月 韓国・ソウルにて第96回日本美容外科学会、第2回日韓美容外科学会を同時開催。
平成21年11月 中国・淅江省杭州市にて第97回日本美容外科学会、第7回東方美容外科学会を同時開催。
平成22年6月 東京ドームホテルにて第98回 日本美容外科学会を開催。
平成22年10月 韓国・ソウルにて第99回日本美容外科学会、第8回東方美容外科学会を同時開催。
平成24年5月 東京・ホテルオークラにて第100回日本美容外科学会、第9回東方美容外科学会を同時開催。
平成24年5月 東京・ホテルオークラにて第100回日本美容外科学会、第9回東方美容外科学会を同時開催。

平成25年~現在

平成25年6月 東京ビッグサイトにて第101回日本美容外科学会を開催。
平成26年6月 東京ビッグサイトにて第102回日本美容外科学会を開催。
平成27年6月 東京ビッグサイトにて第103回日本美容外科学会を開催。
平成28年5月 東京・ANAインターコンチネンタルホテルにて第104回日本美容外科学会を開催。
平成29年5月 東京・ANAインターコンチネンタルホテルにて第105回日本美容外科学会を開催。
平成30年5月 東京・品川プリンスホテルにて第106回日本美容外科学会を開催。
平成31年4月 東京・ANAインターコンチネンタルホテルにて第107回日本美容外科学会を開催。
令和2年6月 新型コロナウイルス対策により第108回日本美容外科学会は中止。
令和3年5月 東京・ANAインターコンチネンタルホテルにて第109回日本美容外科学会を開催。